ヒアルロン酸って何?

米国コロンビア大学教授のMeyerらによってヒアルロン酸は1934年に牛の目の硝子体と言う部分から分離されたのが最初の報告です。1970年代から日本の生化学工業が盛んに研究しています。


ヒアルロン酸という言葉が深夜のテレビ番組などでよく出てきます。なんだか美容によさそうですが、それがなぜ美容に良いのかちょっと調べてみましょう。
ヒアルロン酸とは結合組織中に普遍的に存在する「生体高分子(複合糖質)」のことである。堅苦しい言い方ですみませんが、どんなものか一言で言うとこうなります。
ちょっとちょっと、逃げないでください。簡単に言います。ヒアルロン酸は身体の中でクッションの役をする成分の一種です。これでいいですか?クッションですから、多い場所と少ない場所があります。
では、人間の身体でどんな部位にヒアルロン酸がたくさん含まれているかというと、加齢でしわのできる場所である皮膚、関節液、眼球内、赤ちゃんのへその緒です。鶏のとさかにもたくさん含まれています。なんかイメージ湧いてきましたか?
ヒアルロン酸が始めて成分として認識されたのはけっこう古い話で第二次大戦以前の1934年です。牛の目から分離されました。それからその役割が研究されるまでにはだいぶブランクはあります。日本の生化学工業というところが現在では世界のトップランナーです。
最初の発見のエピソードがそのままこの物質の名前になりました。ギリシャ語のHyaloid(硝子体)、多糖体の構造単位であるUronic acid(ウロン酸)からの造語です。多糖体の国際命名法により「Hyaluronan(ヒアルロナン)」と言うのが正式名称です。
ヒアルロン酸は、現在では、健康食品や美容食品、化粧品、医薬部外品の添加物として、使用されています。特にアンチエイジングで有名です。
年をとると皮膚にみずみずしさがなくなり、薄くなってしわが増えていきます。そういう皮膚をムチムチの赤ちゃんの皮膚と比べたときにがっくり減っているのがヒアルロン酸なのです。それを補充すればアンチエイジングってわけですね。
というわけで、保水力に優れる生体高分子であるヒアルロン酸は、皮膚の潤いを保つ目的の化粧品になら何でも、化粧水、スキンクリーム、入浴剤などに配合されているのですね。しわができないぷるぷるでつやつやの素肌と言うわけです。
ヒアルロン酸はまた、医薬品の主原料としても使われています。医薬品に使われる目的は保水力のみではなく、さまざまなヒアルロン酸の特性が活かされています。クッションとなる弾性が利用されます。
関節液の補填、眼科手術のときの補助、点眼剤への配合など、ぷるぷるぬらぬらのあの性質が利用されるのです。意外なところで、癒着防止剤としてさまざまな手術で幅広く使われています。
でも実は、美容整形分野がヒアルロン酸を多用しています。そうです、アンチエイジング手術として、ヒアルロン酸の皮下注入するのです。簡単で効果的なので人気が高いみたいですよ。

大人になってからも、にきびの悩みはなくならないもの

ヒアルロン酸という成分は、かつては医薬品開発のために研究されました

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